仏教に関わっている方、そうで無い方の認識の違いは想像以上に乖離している事がままあります。
「仏教そこがしりたい」を一つのカテゴリーにして、素朴な疑問をベースに記事にしていきたいと思います。
※専門的なお題はこちらでは扱わないかと思います。
当庵は祈祷寺として活動を行ってまいりますが、一般的の認識のお寺と
何が違うのかとよく聞かれます。
簡単に一般論では有りますが下記に違いを記しておきます。
お寺にはいろいろな役割がありますが、大きく分けて「檀家寺(だんかでら)」と「祈祷寺(きとうでら)」があります。それぞれの特徴を簡単にご説明します。
檀家寺
檀家寺とは、地域の人々が「檀家」として支え、先祖供養やお葬式などをお願いするお寺のことです。檀家はそのお寺と長いお付き合いをし、定期的にお布施をすることでお寺を支えています。例えば、お墓参りや法事などをする際には、檀家寺が中心となってサポートしてくれます。地域の暮らしに密着した存在といえます。
祈祷寺
一方、祈祷寺は特定の檀家を持たず、誰でも自由にお参りしたり祈願をお願いしたりできるお寺です。たとえば、「交通安全」「商売繁盛」「健康祈願」など、特定のお願いごとやお守りを受けに訪れる場所として知られています。一時的なご縁で利用することが多いお寺です。
簡単に言うと
- 檀家寺:地域の人々の暮らしと長く深く関わるお寺
- 祈祷寺:特定のお願いごとを叶えるために訪れるお寺
どちらも大切なお寺ですが、役割が少し違うので、自分の目的に合ったお寺を利用すると良いでしょう。
仏教に関する素朴な疑問を今後も取り上げていきたいと思います。
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